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飲酒運転で赤信号の交差点にスピード違反で突っ込み四人を死亡させても危険運転でないという判決 [時事寸評]

が11日、名古屋地裁で。

2006年2月にあった事故。 タイトル通り、飲酒運転で速度オーバーの状態で信号無視して他車と衝突、4人が死んでいる。 危険運転致死傷罪になるかと思われたが、裁判長がこの罪を否定したために、 求刑が懲役20年なのに懲役6年という軽い判決になってしまった。

裁判長談。

青信号に従ったつもりで信号を無視したとはいえない

実際に赤信号で突っ込んでいるのだが、青信号に見えたといえば無罪になるのだろうかか? 赤信号と青信号を間違えるというのはあり得ないと思うのだが。

ちなみに、信号無視というのは、危険運転致死傷罪を構成する要件の一つであるが、 そのためには 「赤色信号又はこれに相当する信号を殊更に無視」 することが必要である。 今回の判決は、確かに無視しているが「殊更に無視していない」というのだ。 一般人には理解できないけど、これが裁判官品質なのだろう。

ただ、よく分からないのは、危険運転致死傷罪には、 他にも適用条件がある。 刑法第208条の2の前半はこうなっている。

アルコール又は薬物の影響により正常な運転が困難な状態で四輪以上の自動車を走行させ、 よって、人を負傷させた者は十五年以下の懲役に処し、 人を死亡させた者は一年以上の有期懲役に処する。 その進行を制御することが困難な高速度で、 又はその進行を制御する技能を有しないで四輪以上の自動車を走行させ、 よって人を死傷させた者も、同様とする。

つまり、信号無視だけではなく、 飲酒運転、スピード違反、というのも危険運転致死傷罪になるはずだ。 本件は、酒飲んでスピード違反で交差点に突っ込んでいるのだから、 素人感覚ではそれだけでも、懲役15年+15年=30年という判決が出てもおかしくないような気がするのだが。

実際4人も死んでいるわけだし、どこをどうみても危険です。

メモ: 最高裁では、2006年3月14日付で、 時速20キロで赤信号を無視して交差点に侵入しようとして事故になり相手に軽傷を負わせた件で、 危険運転致傷罪が成立するという判決が出ている。 (http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20060519214123.pdf)


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