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山口県の母子強姦殺人事件の裁判の弁護士団に対する懲戒請求を呼びかけた某弁護士 [時事寸評]

に対する損害賠償訴訟の第1回口頭弁論が広島地裁で。27日。

某弁護士談。 ってどうせブログ紹介するから書いちゃえ。 橋下弁護士談。

弁護団が広島高裁の差し戻し控訴審で一、二審の主張を変遷させて殺意や強姦目的を否認したのは「弁護士会の信用を害する非行」

(asahi.com) これに対して弁護士団談。

被告人の利益を最優先する刑事弁護人の役割、 活動の意味について適切な理解を求めていくため、訴訟を提起した

元となった事件の裁判はおいとく。 今回の弁護士対決の裁判にもあまり興味ない。 じゃあなぜ紹介しているのかというと、 一つ根本的なところで気になってしまったからだ。 つまり「被告人の利益を最優先する」ということの趣旨である。

法律系は素人なので大外しするかもしれないが、 一般論として、 被告人の利益を最優先するというのは、

判決をできるだけ軽くするということなのだろうか? 例えばそのために奇策を弄し、 不利な証拠は隠蔽し、 ウソを言わせたりして、 とにかく量刑を軽くするためには何でもする、 というのが刑事弁護人のやるべき仕事なのだろうか?

それとも、 被告人のやったことに対し適切な量刑を求め、 反省させるべきところを反省させ、 被害者に対する責任を取れる限り取らせて、 できることならば被害者にも社会にも許してもらえるような策を示すことで 社会人としてあるべき姿をアドバイスし、 もし今後の人生があるのならそのための道を少しでも広げようとする、 それが刑事弁護人のあるべき姿なのだろうか?

要するに、量刑が軽いということが被告人の利益なのか、 というそれだけの話なのだが、まあいいや、 今回面白かったのは橋下弁護士の答弁書である。 これは、「橋下徹のLawyer’s EYE : 光市母子殺害事件弁護団に対して懲戒請求をされた方へ」に pdf 形式で公開されている。 この文章が意外と面白いのだ。

普通の国語力で最高裁判決を読めば,上記のとおり,差戻し審においては,被告人の反省・謝罪・更生可能性が争点となることは明らかであり

(p.19)

弁護士業界内の特に一部の者にとっては,この日弁連のイベントのリハーサルが,人生を左右するほどの価値があるらしい。

(p.38)

人としての当然のマナーを欠いた不遜な弁護団の態度に

(p.49)

このように、表現がちくちくしていて、 かなりの感情が隠されているというか、 ちと勢いがありすぎるのである。 しかも答弁書だけで89ページもある。 読む暇がないので途中までしか読んでないが、 理路整然としていて、表現力もあってなかなか見ごたえのあるものだと思う。

理路整然といえば、 全く関係ないが話題になっているモスバーガーのきれいな食い方の話。 これがまた物凄く手ごわい。 ドラえもんが助けてくれるどころではない。 私は「日本語が不自由」という状態を始めて体で理解できたような気がしたのだが、 もし訴状がこんな感じで書いてあったら流石の橋下氏もギブアップしていたのではないだろうか。 しかしまあ関係ない話だ(でも忘れない)。

参考:
【2ch】日刊スレッドガイド : モスバーガーのきれいな食い方教えれ


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コメント 10

清高

はじめまして。しばらくの間ご辛抱。
1.「被告人の利益を最優先するというのは、 判決をできるだけ軽くするということなのだろうか?」→その通りですよ。被告人に有利な事情を主張してね。
2.「奇策を弄し、不利な証拠は隠蔽し、ウソを言わせたりして、」→不利な証拠の隠避は当然!(刑事訴訟法の勉強もしないで書くと、間違える!)。本人はさておき、証人に嘘を言わせてはいけない(嘘を証明するのは、あなた)。
3.「それとも、被告人のやったことに」以下→これ、この弁護団やってるよ!
4.きちんとした勉強もせず、マスコミ情報に煽られているあなた、かわいそうですな。
by 清高 (2007-09-29 18:27) 

Phinloda

コメントありがとうございます。

> →不利な証拠の隠避は当然!
御意。判決をできるだけ軽くすることが最優先であるなら当然そうなりますね、そういえば家族は不利な証言を拒否できるというのがあったような。

> (嘘を証明するのは、あなた)
誰?

> →これ、この弁護団やってるよ!
そうでしたか、何か意図的に被告人を不利に導いているような気がしたのですが、

> きちんとした勉強もせず、マスコミ情報に煽られているあなた、かわいそうですな。
ありがとうございます。そうなんですよ、かわいそうです(きっぱり)。マスコミ情報というのは、今回の場合は橋下弁護士のサイトにあった訴状と答弁書位しか見てないのですが、やはり日弁連のイベントのリハーサルに出席するというのは裁判に出るよりも重要なんですね、そちらの世界では。勉強になります。
by Phinloda (2007-09-30 01:19) 

清高

ご回答どうもありがとうございます。
1.「判決をできるだけ軽くすることが最優先であるなら当然そうなりますね」→それでなければ何が最優先なのですか?あなたは「被告人のやったことに対し適切な量刑を求め、反省させるべきところを反省させ、被害者に対する責任を取れる限り取らせて、できることならば被害者にも社会にも許してもらえるような策を示すことで社会人としてあるべき姿をアドバイスし、もし今後の人生があるのならそのための道を少しでも広げようとする」と書いてますけど、①適切=できるだけ軽くだし、②反省や責任等も刑を軽くする自由になるので、そんなに変わりませんね。
2.「何か意図的に被告人を不利に導いているような」とは、どのように?検察側の上告が認められて、無期判決が破棄・差し戻しされたの御存知?反省を示してもおそらく死刑なのでは?それならば、事実を争うのは考え得るでしょう。
3.「日弁連のイベントのリハーサルに出席するというのは裁判に出るよりも重要なんですね」→安田弁護士の言い分は右記参照(http://www.k4.dion.ne.jp/~yuko-k/kiyotaka/hikari1.htm)。ただ、「死刑に直面している者の権利の保護の保障の履行に関する決議」がどのくらい効力があるかはわからないが、国際的な法意識としては参考にしなければならないでしょうね。
by 清高 (2007-10-01 18:47) 

Phinloda

コメントありがとうございます。

> ①適切=できるだけ軽くだし
被告人にとって量刑が軽いほど適切だとは限らない(軽くなることを望まない被告人もいる)と思います。

> 「何か意図的に被告人を不利に導いているような」とは、どのように?

反省を示しても云々の所はよく分からないのですが、被告人の反省をアピールできないと、どんどん死刑に近づけているような気がしたので。

> →安田弁護士の言い分は右記参照

情報ありがとうございます。じっくりと読んでみたいと思います。
by Phinloda (2007-10-02 04:44) 

清高

またまたのご回答、どうもありがとうございます。
1.「被告人にとって量刑が軽いほど適切だとは限らない」→例外を声高に叫ばれてもねぇ。執行猶予がついたほうがいいし、刑期は短いほうがいいし、死刑にならないほうがいい、というのは間違っていないでしょう。
2.「被告人の反省をアピールできないと、どんどん死刑に近づけているような気がしたので。」→報道の限りでは、反省のアピールはしているようですが(事実を争っているに過ぎない)、反省しても、よほどのものでないと無期懲役にならないでしょうね(今までの証拠では死刑を回避できない←検察官上告により無期懲役判決が破棄されたから)。
by 清高 (2007-10-02 19:00) 

Phinloda

コメントありがとうございます。

> →例外を声高に叫ばれてもねぇ。
2点ひっかかることがあります。まず、例えば刑期は短い方がいいと単純に考えてよいなら、懲役1週間程度で済んだらとてもいいですよね。これだったら刑期終わってもまた気軽に犯罪できますね。でも、それはその人にとって適切なこと?

例えば生徒が夏休みの宿題が多いから弁護士に頼んで宿題をなしにしてもらった。宿題しなくて済むから万歳ですよね。でもそれって生徒にとって「いいこと」なのでしょうか?

2点目は、殺人事件のような重大犯罪は、それ自体がそもそもレアケースで例外なのだから、単純に一般論を当てはめるだけでは誤った解に導いてしまうような気もする訳です。

> →報道の限りでは、反省のアピールはしているようですが(事実を争っているに過ぎない)、
報道でもスゴイ内容が出ていましたが、紹介していただきましたweb page を見ても、曲解あり矛盾だらけのオンパレードで、あれでは反省というよりは自爆しているように見えてしまうのです。
by Phinloda (2007-10-04 03:48) 

清高

1.(1)懲役は1月からです(刑法第12条第1項)。(2)「刑期終わってもまた気軽に犯罪できますね。でも、それはその人にとって適切なこと?」→刑期を終わったらみんな「気軽に犯罪」するの?前提がおかしいですよ。あと、一般論としては、刑期が軽いほうが適切だといえますよ。犯罪はオススメしないが、あなたが仮に犯罪を犯した場合でも、少しでも軽いほうがいいとは思いませんか(最初に万引き(刑法第235条の窃盗)したときに、いきなり懲役10年(最高刑)がいいと思っているようですね、あなたは(記述を見た限りでは、こうなる))。
2.私の「反省のアピールはしているようですが(事実を争っているに過ぎない)、」は、少々誤解を与えたようで、おわびします。私の聞いた限りでは①殺人や強姦致死ではなく、傷害致死、②18歳程度の責任能力がない(心神喪失、心神耗弱とは言っていない)、③反省のアピール、と理解していますが。「曲解あり矛盾だらけのオンパレード」はあなたの解釈で、特に何も言いません。
by 清高 (2007-10-04 13:18) 

Phinloda

コメントありがとうございます。ちょっと過労っぽくて遅くなりました。

> 懲役は1月からです(刑法第12条第1項)
御意。ちなみに日本じゃないけどパリス・ヒルトンみたいにすぐに出てきたりして。

> →刑期を終わったらみんな「気軽に犯罪」するの?
「みんな」というのはここでは犯罪者を想定しています。軽微な刑罰はリスクが弱くなるので、同じことをまたやってしまうのではという話です。もともと犯罪というのはそれを犯す人にとって刑罰があるというリスクを超えてまで「やりたい」と思わせる何かがある訳ですから。

> あなたが仮に犯罪を犯した場合でも、少しでも軽いほうがいいとは思いませんか
特に思いません。ただし、無罪というのは別ですが。

>①殺人や強姦致死ではなく、傷害致死、②18歳程度の責任能力がない(心神喪失、心神耗弱とは言っていない)、③反省のアピール、と理解していますが。
御意。

ただ私の読んだ感じでは、紹介された文章は、むしろ逆を暗示しているような気がしました。
by Phinloda (2007-10-06 02:20) 

清高

これが最後の質問です。良かったらお付き合いを。
「私の読んだ感じでは、紹介された文章は、むしろ逆を暗示しているような」はあなたの心証ですよね(弁護士がそう主張しているのではなく)。
お付き合いありがとうございました。
by 清高 (2007-10-06 14:13) 

Phinloda

コメントが遅くなり申し訳ない。ちょっと風邪とかで伏せってました。

心証といえば心証なのかもしれませんが、弁護士がしきりに「捏造だ」「破綻している」と主張している箇所がたくさんあるのですが、それほど破綻していないんですよね、むしろ弁護士の主張が破綻している。おかしいと指摘している所を考えてみても、常識を前提とせず、この事件の特殊性を前提とすれば、むしろおかしくないように見えるのです。わざと書いている訳ではないと思うのですが。
by Phinloda (2007-10-10 04:19) 

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