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八ッ場ダムを石原都知事の呼びかけで6知事が合同視察 [時事寸評]

したそうだ。19日。

出席したのは東京、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉の6都道府県の知事。 全員がダム建設継続を要求している。

発破の音に知事ら談。

こんなに大きな音がするものなのか

何か遠足みたいだな、いや、遠足気分がいけないとは言ってない。 ちょうどいい季節かもしれないし、そういうリラックスもできれば一石二鳥というものだ。

しかしこれはいかんというのが、asah.com の報道。 19日のasahi.com の報道によれば、 知事らの主張が3つ紹介されている。 まず後の2つから紹介してみると、

水需要に応えられなくなる
洪水への備えに不安がある

多分これ以外にもいろいろありそうだが、 例えば水需要。東京の水不足は有名な夏の行事である。 幸い、ここ二、三年、そういうのがなかったので油断しているのだが、 いつ何がどうなるか分からない。 そして、洪水への備え。何か最近、50年ぶりという台風来ましたよね、 橋が流されて道路が陥没した画像があったと思うが、 これも幸い、雨が海に降ったのだっけ、 堤防が決壊して何百人も死ぬというような結果にはならずに済んだ。 しかし、一度それが破れたらどうなんだ、というのは常に想定する必要がある。

まあでもそういうのは調査を行い、科学的根拠があって言うべきことで、 ダムがあったら大丈夫なのかという話もあるし、 根拠を数字で示して議論できる性質のものだ。 だから素人は深入りしないのが得策だ。

聞き捨てならないのが最初の主張である。

関係都県に負担金を返還しなければならず、建設続行よりも事業費が増える

知事の皆さんは、 もしかしてこの小学生にも分かるような破綻したヘリクツをまだ主張しているのか?

前にも絶対書いた記憶があるが面白すぎるので何度でも書く。 建設続行にはあと二千数百億円かかるという試算があって、 中止した場合は、負担金を返還しないといけないので、もっとお金がかかる、 だから続行しろ、という主張があるのだ。

つまり、ムダなダムでもここまで作ってしまったら、 ムダなダムを完成させた方がお金がかからない、 だからムダなダムを作れ、という馬鹿げた主張である。 馬鹿すぎていて、どう反論したら反論にならないのか想像できない位おかしな話なのだが、 一応真面目に反論を書いておくと、 ムダなものはどうやって作っても無駄。 中止して負担金を変換したら、今まで作った2000億円のムダな残骸はできても、 変換するお金は有効理由されるので無駄にならない。

せっかく説得力ある水害、治水の話を出しているのに、 こんな詐欺師のセリフみたいなことを言うから、全部信頼性がゼロになってしまう。

だいたい、中止したときに関係都県に負担金を返還しなければならないからお金がかかりすぎる、 という主張なら、すごくいい方法があるだろ。 返還しなければお金はかからない。 知事の皆さんもお金がかかる心配をせずに済むし、一石二鳥どころか一石六鳥だ。 まてよ、もしかしてそれを狙った視察なのか? お互い合意のための集まりだったとしたら、 なかなかどうして、トップの覚悟も流石、という感じで見直さなければならないかもしれない。

参考: http://www.asahi.com/politics/update/1019/TKY200910190189.html


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kentaro

 なるほど、知事らが、都県に返すお金がかかると、国のことをおもんばかるなら、返還請求権を放棄して、その分を地元への補償に回してもらえば国家財政も痛まないし。そもそも、都県には損害なんかないんだから。
by kentaro (2009-10-21 10:22) 

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